年越しそばをお取り寄せ!おすすめ出雲そばランキングも紹介
そばの豆知識ブログ出雲蕎麦
毎年、大晦日に食べる年越しそば。
師走に入ると「そろそろそばの準備をしなきゃ」と考える方も多いのではないでしょうか。
そんな忙しい師走には、年越しそばのお取り寄せがおすすめです。
そこで今回は、年越しそばの意味から食べるタイミング、おすすめのトッピングまで解説します。
また、旧暦の10月には出雲の国に日本中の神様が集まり、縁起の良い国でもある地の「出雲そば」は年越しそばにもぴったり。
最後に、お取り寄せ出雲そばランキングも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
年越しそばの意味
大晦日に食べる「年越しそば」の起源は、鎌倉時代から・室町時代から・江戸時代からなど諸説あります。
一般的な説として言われているのは、年越しそばの習慣が庶民に広がったのは、麺状のそばが庶民に広まった江戸時代。
江戸時代にそばと並んで人気だったうどんと比べても、そばは切れやすいため「今年の災厄を断ち切って、良い年を迎える」といった意味を込めて食べられていたとされています。
そのため、「縁切りそば」や「年切りそば」とも言われていました。
さらに、そばは細くて長い麺であることから、「そばのように細く長く」と長寿を祈願しているとも言われています。
商家で食べられた「晦日そば」
江戸中期頃の商家では大晦日だけでなく、毎月月末に食べる「晦日そば(みそかそば・つごもりそば)」の習慣もありました。
月末にそばを食べて、商いにおいても「細く長く」の縁起を祝っていたと言われています。
しかし、実際のところ商家の月末は忙しいことから、手軽に食べられるそばを食べていたことも相まってのこととも言われています。
もともとは商家だけの習慣でしたが、商家以外にも広がり江戸の文化のひとつになりました。
(参考書籍:粋を食す 江戸の蕎麦文化”)
年越しそばはいつ食べる?
年越しそばは、基本的に大晦日に食べれば時間はいつでも良いと言われています。
大晦日のお昼ご飯、または家族が集まる夜ご飯、小腹の空いた夜食などでも構いません。
ただし、以下の2点には気を付けたいところ。
- 年をまたいで食べない
- 食べ残さない
年越しそばには「今年の災厄を断ち切る」という意味があるため、年をまたいで食べるのはNGです。
除夜の鐘がなり始める前には食べ終えて、災厄を次の年に持ち込まないようにしましょう。
また、長寿祈願の意味もあるため、その年越しそばを食べ残してしまうのは、縁起が悪いと言われています。
作る量を調節して、食べ残しがないようにしましょう。
そばは普段よりも少なめに用意し、炊き込みごはんなどを用意するのもひとつの手です。
酒との相性も良いそば
そば×酒の文化は江戸時代から楽しまれていたとされています。
現在でも日本酒や焼酎、ビール、さらにそばとの相性の良いワインなどのお酒を用意しているそば屋も多いです。
そばは栄養価の高い食材であり、そばに含まれるナイアシンはアルコールから胃を守ってくれる安心の組み合わせ。
そのため、大晦日の晩酌の〆としても活躍するでしょう。
年越しそばと合わせて食べたい具材
年越しそばのトッピングや食べ合わせに細かいルールはないため、好きな食材とともに頂きましょう。
ここでは、年越しそばをさらに縁起の良い食事にするトッピングの具材をご紹介します。
海老
海老は、「腰が曲がるまで長生きできますように」といったような長寿祈願としても、縁起の良い食材です。
そのため、海老の天ぷらをトッピングした「天そば」もおすすめです。
さらに、野菜の天ぷらなどさまざまな天ぷらを用意することで、贅沢で大満足な一品になるでしょう。
ネギ
そばに欠かせない薬味のひとつであるネギは、年越しそばにもぜひ用意したい食材です。
ネギは「労う」という意味を込めた食材として、多くの家庭で年越しそばに使用されます。
薬味としてトッピングするもよし、焼きネギをトッピングして香ばしく頂くのもおすすめです。
油揚げ
油揚げは稲荷神の使いである狐の好物とされ、稲荷揚げ・狐揚げなどとも言われている食材です。
以下のご利益があるとされている、稲荷神社のお供え物としてもよく知られています。
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 学業成就
- 縁結び など
さまざまなご利益のある、稲荷神社へのお供え物として有名な油揚げ。
縁起の良い食べ物として、年越しそばのトッピングにぴったりです。
また、「そばだけでは足りない!」といった食べ盛りのお子さんがいるご家庭は、年越しそばとともにいなり寿司を用意するのもおすすめです。
ニシン
「ニシンそば」のニシンはおせち料理の「数の子」の親魚であり、「ニシン=二親」と書かれ、たくさんの卵を生みます。
そのため、ニシンは子孫繁栄の願いを込めたトッピングにぴったりです。
ニシンそばは、京都や北海道で郷土料理として愛されており、年越しそばにニシンそばを食べる家庭も多いそうです。
年越しそばをお取り寄せするメリット
年越しそばはスーパーでも購入できる食材ですが、お取り寄せがおすすめです。
そこでここでは、年越しそばをお取り寄せするメリットをご紹介します。
いつもより贅沢なそばを選べる
お取り寄せすることであれば、いつもよりも贅沢で高品質なそばが選べます。
オンラインショップが主流となった近年では、さまざまなそば屋・そば製造会社の膨大なラインナップの中からそばのお取り寄せが可能です。
そのため、スーパーにあるラインナップよりも選択肢が多く、自宅に居ながら高品質な贅沢なそばも選べます。
「普段より良いそばを家庭で食べたい」という方のニーズにも応えています。
まとめ買いの負担が少ない
家族が集まって食べることも多い年越しそばは、まとめ買いするのも一苦労ではないでしょうか。
お取り寄せそばは注文したら自宅まで届くため、まとめ買いであっても大きな負担はありません。
乾麺など「来年分のストックも一緒に買っておきたい」という方にもおすすめです。
神話の国「出雲」から年越しにぴったりの出雲そば
「年越しそばをお取り寄せしたいけど、種類が多くてなにが良いか分からない!」という方には、出雲そばがおすすめです。
島根県出雲市は出雲大社が有名であり「出雲神話」など歴史のある神話の国。
日本の暦では10月を「神無月」と呼んでいますが、これは全国の神が出雲の国に集まるからだと言われています。
そのため、出雲地方では10月を神の在る「神在月」(かみありづき)と呼んでいます。
このように、島根県出雲地方は神様と関わりの深い土地であり、そこで育まれた出雲そばもまた縁起の良いものとして年越しそばにおすすめです。
また、出雲そばの特徴として「挽きぐるみ」のそば粉を使用していることが挙げられます。
挽きぐるみとは、そばの実を丸々挽いたそば粉のことであり、それらを使用した出雲そばは栄養価やそばの香りが強いのが魅力です。
「できるだけ栄養価の良い年越しそばを」と望む方にもおすすめのそばです。
本田屋|年越しそばにおすすめ出雲そばランキングTOP3
出雲そばのお取り寄せなら創業百余年の「本田屋」がおすすめ。
本田屋では、小さな子どもから家族みんなが安心して食べられるよう、保存料や食品添加物不使用の無添加出雲そばを製造しています。
本田屋の干しそば(乾麺)は、冷風で丁寧に乾燥させているため、そばの風味が閉じ込められている一品です。
また、出雲なまそばの賞味期限は、無添加でありながら製造日から常温で180日。
賞味期限も長く、本格生そばであっても1ヶ月以上前に購入しておくことも可能です。
以下では、そんな本田屋の年越しそばにおすすめな出雲そばランキングTOP3をご紹介します。
第1位
奥出雲生蕎麦2人前つゆ付き(10食セット)
希少な島根県産そば粉と国産小麦を贅沢に使用した、五割生そばです。
つるつる感とそばの香りが感じられる、良いとこ取りの一品は本田屋の定番・人気商品のひとつ。
1袋に2人前の麺とつゆが同封されているため、いつでも気軽に本格出雲そばが食べられます。
「スタンダードな出雲そばを楽しんでみたい」「本田屋のそばをはじめて試す」という方にもおすすめのそばです。
第2位
定番の乾麺「出雲そば」(約10食セット)
続いて、年越しそばにぴったりな本田屋の出雲そばは、「出雲そば」です。
寒い季節にピッタリかけそばにおすすめです。
モソモソとした食感が特徴的な出雲そばもつるつるといった食感が楽しめます。
つるつる食感の麺は出汁の効いたつゆにもよく絡み、子どもも食べやすいため家族が集まる場にもおすすめです。
「食べ盛りの子がたくさんいる!」「たくさんの家族が集まる!」という方は、「出雲そば 12袋(約24食分)」もチェックしてみてください。
乾麺タイプのため、常温での長期保存も可能です。
第3位
レンジで3分出雲そば1人前飛魚ダシつゆ付き(10食セット)
お鍋を使うことなく、お湯を注いで電子レンジで3分「チン」するだけで本格的な出雲そばの出来上がり。
お好みの薬味をのせれば立派な年越しそばとしてお召し上がりいただけます。
忙しい年の瀬に簡単に調理することができるのも魅力的です。
縁起の良い出雲そばで良い1年を迎えよう!
今回は、年越しそばの意味から食べるタイミング、おすすめお取り寄せ出雲そばのランキングまでご紹介しました。
そばの「切れやすさ」から「今年の災厄を断ち切って来る年を良い一年にする」といった願いを込めたり、「細く長い」ことから長寿の祈願の意味をもつ年越そば。
長寿のシンボルである「海老」の天ぷらや、「労う」を意味するネギなどのトッピングをしておいしく頂きましょう。
とはいえ、年越しそばの種類やトッピングにルールはなく、お好みのそばを自由に楽しめます。
「そばの種類が多くてどのそばが良いか分からない!」という方におすすめなのが出雲そばです。
10月には、日本中の神様が集まるとされ、縁起の良い国でもある出雲。
この土地発祥の出雲そばは、縁起の良いそばとして年越しにぴったりです。
ぜひ、お取り寄せでお好みのそばを見つけて、楽しい大晦日を過ごしましょう。