【新そば】いつもと違ったそばを食べたいならお取り寄せして食べてみよう!
そばの豆知識ブログ
秋から冬にかけて目にすることが多い「新そば」。
しかし、忙しない日常のなかで「毎年新そばの時期を逃してしまう!」という方も少なくないでしょう。
また、「そば屋さんに行くほどじゃないけど、気軽に新そばをたのしみたい」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、新そばをお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?
お取り寄せすることで、新そばを自宅で手軽に堪能できますよ。
そこで今回は、新そばのお取り寄せについてメリットや選び方、新そばのおいしい食べ方について解説します。
目次
新そばとは
新そばとは、そばの実が収穫されてから1〜2ヶ月で販売されるそばのことを指しており、そばの実の収穫時期である夏や秋に発売されるのが一般的です。
収穫後は限られた期間でそばの実を挽いて製麺した後、販売されるため期間限定商品として販売されています。
新そばの詳しい時期については以下の記事で詳しくご紹介しています。
新そばをお取り寄せするメリット
新そばは主に蕎麦屋さんで食べるイメージですが、お取り寄せして新そばを自宅で食べる方法もあります。
ここでは、新そばをお取り寄せして楽しむメリットを紹介します。
新そばを気軽に楽しめる
新そばをお取り寄せするメリットとしては、好きなタイミングで自宅で気軽に楽しめる点です。
お蕎麦屋さんに新そばを求めに足を運ぶのも良いですが、新そばが食べられる時期には限りがあり「時間が作れなくて食べられなかった」という方もいるでしょう。
新そばをお取り寄せすることで、お仕事で忙しい平日でも気軽に自宅で旬の味が楽しめます。
アレンジが自由
さらに、自宅で新そばを食べる場合はアレンジも自由。
新そばは香りを楽しむため、ざるそばとして用意されていることが多いですが、秋の冷え込む日に温かいそばとして食べたい方もいるでしょう。
自宅で新そばを食べる際は、食べたい方法や自由なトッピングで堪能できますよ。
新そばのアレンジレシピ
新そばの季節であり、秋の味覚をたっぷり使ったけんちん汁と蕎麦を組み合わせたアレンジそばはいかがでしょうか?
そば屋さんでもたまに見かけることのある、けんちん蕎麦。
旬の野菜を使うことで、より身体が喜ぶ蕎麦となるでしょう。
また出汁がしっかり効いているため、新そばの香りを損なうことなくおいしく食べられますよ。
以下のような材料を用意して、新そばを使ったアレンジそばをお楽しみください!
【根菜たっぷり☆けんちん蕎麦】4人分
- 蕎麦 4玉
- 鶏肉 1/2枚
- 大根 4cm(100g)
- 人参 1/3本(50g)
- 牛蒡 10cm(50g)
- 蓮根 5cm(50g)
- こんにゃく 1/3枚
- 小芋 3個(150g)
- 干し椎茸 5枚
- ごま油 大さじ1×2
- 水+干し椎茸の戻し汁 800cc
- だしの素 小さじ3
- ◎醤油 大さじ3〜4
- ◎酒 大さじ2
- ◎みりん 大さじ2
- 七味唐辛子 適宜
- 白ネギ 10cm
(引用: 根菜たっぷり☆けんちん蕎麦 by canary-bird)
新そばをお取り寄せする際の選び方
新そばをお取り寄せする際、「新そばの選び方が分からない」という方もいるでしょう。
そこでここでは、お取り寄せ新そばの選び方を紹介します。
産地で選ぶ
そばの生育環境は柔軟であり、日本全国で栽培されています。
そば粉ではなく小麦粉から作られる「ソーキそば」のイメージが強い沖縄でも、2011年ごろからそばの作付面積が増えてきており、そばの産地は北海道から沖縄までとさまざまです。(参考:沖縄県における新規品目ソバの普及上の問題点)
そのため、産地から新そばを選んでみるのも良いでしょう。
住んでいる県で栽培されているそばや、そばの収穫量1位である北海道の新そばを選ぶのもよし。
そばの収穫量は以下のとおりです。
- 北海道43.1%
- 長野県8.8%
- 栃木県6.4%
- 茨城県6.2%
- 山形県4.9%
- 福島県4.7%
- 福井県4.5%
- 秋田県3.5%
- 岩手県2.6%
- 鹿児島県1.6%
(参考:食品データ館|【都道府県】蕎麦(そば)の産地・生産量ランキング)
また、古くから親しまれるそばには在来種が存在し、在来種の栽培に注力している産地を選ぶのもおすすめです。
麺のタイプで選ぶ
お取り寄せできる新そばには生麺タイプと乾麺タイプが存在し、これらの麺のタイプで選ぶのもひとつの方法です。
そばの生麺と乾麺の違いは以下のとおりです。
生麺 | 乾麺 | |
保存期間 | 数日〜数ヶ月 | 1年以上の長期保存 |
茹で時間 | 約1〜1分半 | 約3分 |
食感 | モチモチ | シコシコ |
香り | 強い | ふつう |
つゆの有無 | あり(商品による) | なし |
生そばの保存期間は数日〜数ヶ月と短いですが、茹で時間が短く、打ちたてのような食感とそばの香りが感じられます。
干しそばは、長期保存ができるといった利点がある一方で、そばを乾燥させる過程でそばの風味が飛んでしまっている場合も考えられます。
新そばの香りをしっかりと感じたい方は生麺タイプを、長く保存したい方は乾麺タイプの新そばを選んでみましょう。
つゆの有無で選ぶ
生麺タイプの新そばには、製造会社やお店こだわりのそばつゆが付属しているものも用意されています。
冷たいそばにも温かいそばに合う出汁の効いたスタンダードなそばつゆが付属されている場合が多いです。
めんつゆやそばつゆを常備していない方も手軽に新そばを食べられるでしょう。
一人暮らしの子どもへの仕送りにもピッタリです。
新そばのおいしい食べ方
新そばは、そばの色・味・香りが優れていることから、そば本来の味が楽しめるざるそばがおすすめです。
薬味も少なめに用意してそば本来の香りをしっかりと感じるのが良いでしょう。
さらに、薬味はそばつゆに入れず、そばにのせて食べるのが通です。
新そばに薬味をのせて少なめに掴んで、そばつゆを下から三分の一だけ付けて食べてみましょう。
そばつゆの濃さはお店や商品によって違うため、お好みで付ける量を変えてお楽しみください。
要チェック!本格出雲そば「本田屋」の新そば
大正2年創業の無添加出雲そばを製造する「本田屋」では、毎年秋になると生麺タイプの新そばを期間限定で販売します。
出汁の効いたそばつゆが付いているタイプもあり、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。
本田屋の新そばで使用されているそば粉と小麦粉は国産のものを使用しており、そのほか含まれているものは食塩のみと、とてもシンプルです。
添加物や保存料は不使用であるため、安心してお召し上がりいただけます。
さらに、生麺タイプの無添加新そばでありながら賞味期限は製造日から180日(賞味期限が表示の50%以上のものをお届け)と長く、ゆっくりと堪能できるのも特徴です。
桜そばやざるそばなどの季節限定商品も展開しているため、新そばでない時期もぜひ本田屋のオンラインショップをチェックしてみてください!
新そばをお取り寄せして堪能しよう!
今回は新そばのお取り寄せについてメリットや選び方、新そばのおいしい食べ方について解説しました。
新そばはそばの実の収穫から1〜2ヶ月で製麺され販売されるそばを指し、季節限定商品としてそば屋さんなどのメニューとして並びます。
そば製造メーカーからは、自宅でたのしめる新そばの生麺や乾麺が販売されるため、そば屋に足を運ぶことなく自宅でも新そばは堪能可能です。
新そばは香りや味が良いため、ざるそばがおすすめ!
薬味のそばにのせて、つゆは少量で食べるのが新そばのおいしい食べ方ですが、お好みのトッピングなどでたのしむのもまた良いでしょう。
期間限定の少し贅沢なそばとして、新そばを自宅で堪能してみませんか?