【無添加】乾麺そばの人気商品を厳選! 老舗本田屋で買える出雲そばとは?
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江戸時代から親しまれている麺料理の蕎麦。
水分を抜いた乾麺タイプの蕎麦は長期保存ができ、お米の炊き忘れなどの緊急事態にも対応できる利便性が魅力です。
しかし、今や乾麺そばの種類が多く、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこで今回は、出雲そばの老舗 創業百余年「本田屋」から乾麺そばのおすすめ人気商品を厳選して紹介。
「ギフトとして贈りたい!」と考えている方にもおすすめの内容です。
目次
乾麺そばの購入前にチェック!商品の選び方
乾麺そばを選ぶ際には、そばに求める優先順位を決めて選ぶことで、迷うことが少なくなるでしょう。
そこではじめに、乾麺そばの選び方を4つご紹介します。
そば粉の割合で選ぶ
まずは、そば粉の割合で選ぶ方法です。
そばは、十割そば・八割そば・五割そば・三割そばなど、そば粉の割合に呼び方が変わります。
十割そばは、そば粉100%で作られており、つなぎである小麦粉は使用していないためグルテンフリー食材としても人気です。
また、八割・五割・三割そばもそれぞれそば粉の割合を示しています。
そば粉の割合が多ければ多いほど、価格は高くなる傾向にありますが、香りが強く、高い栄養価の恩恵を受けられるでしょう。
小麦粉の割合が多いそばは、比較的安価で手に入りやすく、そうめんのような「つるん」としたのどごしが楽しめます。
香りや栄養価、のどごしや価格など自身の好みに合わせ、そば粉の割合を決めてみてください。
商品の裏面などにある原材料表示は多い順に書かれています。そば粉が多ければ「そば粉、小麦粉、・・」と書かれていますが、
小麦粉が多いと「小麦粉、そば粉、・・」と書かれています。
注意して見ても良いですね。
原材料で選ぶ
続いては、乾麺そばに含まれる原材料で選びましょう。
乾麺そばに含まれる主な原材料は、以下のとおりです。
・そば粉
・小麦粉(十割そばは不使用)
・食塩(無塩そばなどもあります)
市販で手軽に購入できる乾麺そばのなかには、上記以外の原材料が含まれていることが多く、添加物の表記も少なくありません。
保存料を入れることで、保存期間はより長くなり、そばを安く手に入れられるといったメリットがあるためです。
しかし、健康習慣としてそばを取り入れたい方やそば湯まで安心して飲みたい方は、必要最低限の材料で作られたそばを選ぶ必要があります。
また、「地産地消を意識した買い物をしたい」という方は、国産や地元のそば粉や小麦粉を使用しているものを選ぶといった選択もできるため、産地も一緒にチェックしてみてください。
そばの種類で選ぶ
そばは、そば粉の割合だけでなく、「そばの実のどの部分を使っているか」で種類が分かれることがあります。
そばの種類を知り、自身の好みを見つけてみましょう。
主なそばの種類は以下のとおりです。
種類 |
特徴 |
田舎そば | 黒っぽい麺でそば本来の香りが強い。栄養価が高い |
更科そば | 白い麺でのどごしが良い。香りは弱く、たんぱく質はほとんど含まれない。 |
薮そば | 風味・のどごし・栄養価など、田舎そばと更科そばの中間。 |
そばの実を挽いた際、一番はじめに出てくるのが胚乳が粉砕された「一番粉」、続いて内層粉、中層粉、外層粉も混ざる「二番粉」、最後に外層粉がメインの全層粉を「三番粉」と分類されます。
一番粉を使用した白い麺の更科そば、二番粉が薮そば、三番粉が田舎そばです。
それぞれ、香りやのどごし、食感が異なるため、好みの種類を見つけて選んでみてください。
太さで選ぶ
最後に紹介する選び方は、乾麺そばの太さです。
細麺や太麺によって、のどごしや食感、つゆの絡み具合も変わるため、好みも分かれるでしょう。
そうめんは1.3mm未満のものを指し、極細麺のそばはそうめんと同じぐらいの細さを実現しています。
一方、極太麺は田舎そばに多く、しっかり噛むことでそばの強い香りが鼻いっぱいに広がるのが魅力です。
用意するつゆ、トッピングなどについて考えながら選んでみてください。
創業百余年の本格出雲そば「本田屋」とは
本田屋とは、島根県雲南市に拠点を構える出雲そばメーカーです。
島根県といえば、伊勢神宮や出雲神話が思い浮かぶ方も多いと思いますが、雲南市は古事記に「肥河(ひのかわ)」として登場する「斐伊川(ひいかわ)」がある場所です。
本田屋の創業は大正2年であり、創業百余年の老舗メーカーです。
四代目となる先代から無添加での製造をはじめ、現在では乾麺・生麺タイプ、三割から十割そば、ギフト用までとバリエーション豊富な無添加出雲そばを製造しています。
そば本来の香りや味を安心して食べられるだけでなく、無添加であっても賞味期限の長い出雲そばを日々製造・販売している会社です。
【無添加】本田屋のおすすめ人気乾麺
本田屋では、挽きぐるみ製法と呼ばれ、そばの実を丸々含む全層粉を使用した出雲そばを製造しています。
そばの種類のほかに、共通している特徴は以下のとおりです。
・安心・安全、保存料・食品添加物不使用
・風味を活かすため時間をかけた冷風乾燥
・挽きたてが一番。自家製粉・自家製麺
本田屋は「食べて美味しい・体に美味しい」をモットーに生麺から乾麺まで、すべてのそばを無添加で作っています。
また、そばを冷風でゆっくり乾燥させることで、食感とそばの香りはそのままに長期保存を可能にしました。
さらに、そばに使用されるそばの実はすべて自家製粉・製麺するなど、すべて本田屋で一貫。
安全性とおいしさを保証している本田屋の人気乾麺そばを下記でご紹介します。
国際味覚審査機構 二つ星受賞「出雲そば」
それぞれ国産の小麦粉とそば粉を半分ずつ配合した三割そばであり、原材料は食塩を含めた3つのみです。
乾麺そばの出雲そばの本格的な味わいは、世界最高峰のシェフやソムリエで構成される「世界味覚審査機構」において二つ星を獲得しており、香りや味に定評がある商品です。
そば粉が三割配合された出雲そばは、挽きぐるみそばの風味を感じつつ、のどごしも一緒に楽しめます。
極細麺仕立て「出雲福そば」
国産の小麦粉とそば粉を使用した三割そばは、先述した「出雲そば180g」と同様ですが、特出しているのは麺の細さ。
本田屋で製造できるギリギリまで細く仕上げた極細麺は、出汁の効いたつゆも良く絡みます。
普段とはちょっと違う食感のそばを食べたい方や、より「つるん」としたのどごしを求める方、小さなお子さんにもピッタリの乾麺そばです。
そば屋がつくる「そばそうめん」
そうめんのような細さとのどごしを備え、三割のそば粉が練り込まれています。
三割のそば粉には、国産のそば粉を使用している繊細で贅沢な一品は、温かくも冷たくも食べられるため、1年を通して人気なのも特徴です。
本田屋ではお中元やお歳暮をはじめ、ちょっとした贈り物におすすめのギフトセットもご用意しています。
本田屋の乾麺そばを楽しむための食べ方
最後に、本田屋の乾麺そばを楽しむための食べ方をご紹介します。
出雲そばはもともと、冷たい「割子そば」と温かい「釜揚げそば」で食べられていたため、ここでは2つの食べ方について解説します。
1.温かいそばを楽しむ方法
出雲そばの温かいそばといえば、釜揚げそば。
釜揚げそばは出雲大社などの神社周辺が発祥と言われており、参拝後に温かい釜揚げそばを食べるのが習慣となっていったそうです。
特に10月に執り行われる「神在祭」では、神社の周りに屋台が出て、釜揚げそばで新そばが振る舞われていたと言われています。
釜揚げそばの特徴は、とろとろのそば湯と一緒に食べる点ではないでしょうか。
かけそばは、つゆの中に蕎麦を入れた状態で提供されますが、釜揚げそばはそば湯にそばを入れた状態で提供されます。
茹でたそばをそのまま器に盛り、茹でたそば湯を全体が浸るぐらい入れ、お好みの薬味や具材を入れ、濃い目のつゆをあとから適量かけて食べます。
栄養が流れ出たそば湯も一緒に堪能できるメリットいっぱいの食べ方です。
釜揚げそばをレンジで調理して、気軽に食べたい方は本田屋の「レンジで3分出雲そば」も一緒にチェックしてみてください!
2.冷たいそばを楽しむ方法
冷たい出雲そばといえば、朱く丸い三段割子に盛られたそばはないでしょうか。
「出雲そば=割子そば」といったイメージを持っている方も少なくないでしょう。
朱くて丸い割子がない場合でも、出雲そば特有の甘めのつゆとネギやもみじおろしなどの薬味を用意して食べることで、本格的な自宅でも出雲そばが食べられます。
「割子そばをより本格的に食べたい!」「そば好きの家族にプレゼントしたい!」という方は、三段割子がセットになった本田屋の「割子そばセット」もチェックしてみてください!
茹で汁には、そばに含まれるビタミンが流れ出ているため、そばの栄養を余すことなく取り入れたい方は、ぜひ最後のそば湯もお楽しみください。
そばをおいしく茹でる方法
好みのそばを選んだら、正しく茹でて、そばのポテンシャルを引き出しましょう。
そこで最後に、そばをおいしく茹でる方法を簡潔に紹介します。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かす
- グツグツした熱湯にそばを入れ、軽くほぐす
- 吹きこぼれないよう、火力で調整する
- 規定のゆで時間または、30秒〜1分長めに茹でる
- 箸でそばをすくい、流水で表面のぬめりを取る
- 氷水で締めて、お好みの食べ方にアレンジする
グツグツと沸騰した熱湯にそばを入れることで、規定のゆで時間でもそばの芯が残ってしまうとった失敗が避けられます。
熱湯に対してそばの量が多く、温度が下がってしまったと感じる場合は、30秒〜1分長めに茹でましょう。
乾麺の芯が残ることは避けたいところです。
表面のぬめりをとり、氷水で締めることで角が立ち、口当たりが変わってきます。
ひと手間かけ、自宅でもお店のようなおいしいそばを食べましょう!
まとめ
乾麺そばは、種類も豊富であるため購入時に迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、購入前には以下の4つのこだわりを考えてみてください。
- そば粉の割合:何割そばが良いか
- 原材料:添加物の有無は
- そばの種類:更科そばが良いか田舎そばが良いかまたは薮そばが良いか
- そばの太さ:麺の太さはどれが良いか
乾麺そばは、無添加出雲そばを製造している本田屋の商品がおすすめです!
乾麺そばも、商品次第ではそば本来の香りを十分にたのしめ、最後のそば湯も堪能できます。
ぜひ、本田屋の出雲そばを検討してみてください!