トップページ

カテゴリー

人気記事

LINE友達追加で300円OFFクーポンプレゼント
©2021 Honda shoten
LINE友達追加で300円OFFクーポンプレゼント

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

そばは古来、季節や行事に合わせてさまざまなシーンで食べられてきました。

大晦日に食べる年越しそばもそのひとつ。

年末にそばを食べてゲン担ぎするのは、昔から続く馴染みのある風習です。

そんな節目ごとに食べるそばとして、月末に食べる「晦日そば」というものをご存知でしょうか?

そこで今回は、晦日そばの風習について解説します。

今すぐ買える、おすすめの蕎麦も紹介しているため参考にしてください。

 

「晦日」とは?

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

そもそも「晦日」とは、1月であれば31日、6月であれば30日など、月の最後の日のことを指しています

読み方は「みそか」「つごもり」「かいじつ」で、この言葉は旧暦と大きく関係しています。

「晦(三十日)」という字は、月の満ち欠けにおいて”月が隠れる”という意味を表しており、月の様子で暦が決まっていた旧暦は、月の光が失われる「新月」を1日、月が隠れる30日を「晦」と呼んでいたのだそう。

新暦に変わってもこの風習が残り、31日で終わる月もまとめて月末を「晦日」と呼ぶようになりました。

1年間に12回ある晦日ですが、なかでも12月の晦日は1年の締めくくり。

晦日の中でもとくに大事な日というわけで”大”の字をつけて「大晦日」と呼ぶようになりました。

 

知られざる年越しそばの歴史!いつから食べられるようになった?由来を解説

晦日そばとは?

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

晦日そばとは、晦日である月末に食べるそばのことです。

はじまりは江戸時代中期の商家の「商いは細く長く」の縁起を毎月末に祝ったとされています。

さらに、一説には金細工師が屑金を集めるために、そば粉を練ったものを使用していたことから「金を集める」という縁起を担いだとも言われています。

金箔師が金を薄く引き延ばすさい、打ち粉にそば粉を使用していたことから「金を延ばす」というゲン担ぎも担っていたんだとか。

実際には、月末の商家は食事の時間もままならないほどに忙しく、かんたんに済ませるそばを食べており、そのそばに意味を付けたのが実際のところではないでしょうか。

長寿祈願などの願いが込められる「年越しそば」は、どちらかと言えば「晦日そば」よりも「節分そば」のほうが近い風習と言えます。

(参考書籍:粋を食す 江戸の蕎麦文化)

 

年越しそばにおすすめの出雲そばランキング!十割そばを選ぶ理由とは

 

そば食べ放題では、海老天ぷらや野菜天ぷら、梅干しやとろろといった小鉢まで付いてくるお得なメニューです。

(参考:和食麺処 サガミ公式サイト

本田屋「こだわり製法 挽きぐるみのお蕎麦」

晦日そばはいつ食べるのが正解?

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

年越しそばや節分そば同様に、晦日そばも食べる時間帯に決まりはありません

朝食や間食、夜食など毎月末日の好きな時間帯に食べましょう。

もともと商家の風習から生まれた晦日そばは、現在の自営業やフリーランスの方にもおすすめの風習です。

自営業やフリーランス以外の方も、「お金の回りを良くしたい」という方は取り入れてみましょう。

また、年越しそばのように「長寿祈願」や「厄落とし」を兼ねて食べても問題ありません。

 

晦日そばにおすすめの具材や食べ方

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

晦日そばは、「月末を労う」ことから薬味のネギをたっぷり添えて食べたいところですね。

さらに「鴨が葱を背負ってくる=幸運」であることから鴨肉と焼葱をのせた鴨南蛮そばもおすすめです。

「忙しかった商家の月末食」ということから、縁起物の海苔や紅白かまぼこを添えるだけでも良いかもしれませんね。

栄養が気になる方は、ネバネバ食材もおすすめです。

納豆やとろろ、オクラ、なめこなどのネバネバ食材は、栄養価が高いだけでなく、「粘り勝ち」など、試験や受験などのゲン担ぎにもぴったり

そのほかの縁起の良い食材は、以下の節分そばの記事内で詳しく紹介しています。

 

節分そばの食べ方・レシピを紹介!縁起の良いおすすめの具材もチェック

晦日そばにはちょっと贅沢なそばを選ぼう

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

毎月末を労う「晦日そば」。

心も体も喜ぶ、ちょっと贅沢なそばを選んで新たな1ヶ月を迎えませんか?

そこでおすすめなのが、日本三大そばのひとつである「出雲そば」発祥の地、島根県出雲に拠点をおく、本田屋の出雲そばです。

本田屋のそばの特徴は以下のとおりです。

 

  • 創業百余年で培った経験と技術で作るそば
  • 自家製粉・自家製麺で鮮度◎
  • そばの実を余すことなく使った挽きぐるみそば
  • 保存料、食品添加物不使用の麺づくり
  • 乾麺・生麺・三割〜十割そばまで展開

 

「家族に安心・安全なものを食べさせたい」「添加物の嫌な香りが気になる」という方にもおすすめの出雲そばが豊富です。

そんな本田屋から、ここでは2つの商品をご紹介します。

毎月の晦日そばにいかがでしょうか?

奥出雲生蕎麦2食つゆなし

「奥出雲生蕎麦」は、本田屋の定番・人気商品のひとつです。

使用しているそば粉と小麦粉はともに国産のものを厳選し、バランスの良い五割そばに仕上げています。

食品添加物不使用のため、袋を開けたときや茹でた際に嫌な匂いがしません。

香り豊かなもちもち食感の本格的な生そばを食べたい方におすすめの一品です。

生麺でありながら、賞味期限は製造日から常温180日の保存が可能であるため、到着後もゆっくりとお召し上がり頂けます。

本田屋「奥出雲生蕎麦」

出雲福そば

商品名に「福」がつく、「出雲福そば」は毎月節目に食べる晦日そばにぴったりです。

本田屋の「出雲福そば」は製造できるギリギリの細さで仕上げた極細麺

極細麺ならではの口当たりはもちろん、出汁の効いたつゆもしっかり絡みます。

また、本田屋では干しそばを作る際に、熱に弱いそば粉に対して冷風でゆっくりと乾燥させることで、そば本来の風味をそのまま麺に閉じ込めています。

水分を飛ばしているため、賞味期限は製造日から常温365日のため、複数回分の晦日そばを作ることも可能です。

「毎月末は献立を考えずにそばにしたい!」という方のストックにもおすすめの商品です。

節目で食べられているそば以外の料理

日本各地では年越しをはじめ、節目で食べられている料理が地域によって異なります。

そこで最後に、節目で食べられているそば以外の料理をご紹介。

「そばの付け合わせに迷っている」という方も参考にしてみてください。

 

そば以外の麺類

「うどん県」と呼ばれている香川県や稲庭うどんで有名な秋田県では、年越しそばでなく「年越しうどん」が食べられています。

そばは切れやすい麺のため「災厄を切る」といった願掛けがありますが、うどんの場合「良縁が切れないように」といった願いをかけられます。

また、伊勢神宮を持つ三重県伊勢地方では年明けうどんに「伊勢うどん」を食べるそうです。

山梨県甲府市ではほうとうを、愛知県名古屋市ではラーメンを食べることも少なくありません。

 

お年取り

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

長野県や東北地方、新潟県、北海道などで親しまれている風習が「お年取り」です。

お年取りとは、紅白かまぼこや昆布締め、伊達巻きといったおせちのようなラインナップを大晦日や節分に食べる風習です。

お年取り料理に欠かせないのが、「お年取り魚」と呼ばれる魚料理です。

「栄える」にちなんだ鮭や出世魚である鰤を、年や季節の締めくくりに食べます。

 

節分には鰯の塩焼き・けんちん汁

晦日そばとはどういう意味?いつ食べるのが正解?

節分にいわしの塩焼きやけんちん汁を食べる家庭もあります。

鬼はいわしを焼いた匂いが嫌いであることから、いわしの塩焼きを食べるようになったと言われており、柊の葉っぱのトゲと組み合わせて魔除けとして「柊鰯」を玄関に飾る風習が残っています。

また、根菜たっぷりの煮物料理けんちん汁は、精進料理が変化した料理であり、昔盛んだった冬の行事に欠かせない料理だったようです。

時代の流れとともに冬の行事が衰退していき、節分行事だけが残ったために「節分=けんちん汁を食べる」風習が残りました。

 

まとめ

江戸時代中期、商家の風習からはじまったとされる晦日そば。

「細く長い商いを」や「金を集める」「金を延ばす」といった意味から、縁起の良いものとして毎月末に食べられていたそうです。

次第に風習は衰退していき、大晦日に食べる年越しそばが残ったことで、年越しそばに近いものだと認識しがちですが、年越しそばはどちらかと言うと節分そばに近い存在です。

そばは栄養価が高く、定期的に食べたい食材のため、現代でも商売を行っている方だけでなく、年越しそばのように「長寿祈願」や「災厄落とし」として晦日そばを食べることは、体も喜ぶ習慣と言えます。

また、実際のところ「商家の月末は忙しかったことからそばが重宝されていた」ことから、「月末は献立を考えずに楽にしたい」という方にもおすすめです。

晦日そばにちなみ、月末のそば習慣をはじめてみませんか?

カテゴリー

人気記事