朝食にも最適?朝蕎麦のすすめ!
お蕎麦辞典そばの豆知識ブログ
手軽ながら豊富な栄養素を含んでいるそば。ご家庭でも乾麺で昼食や夕食にそばを楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。
今回は「朝そばのすすめ!」ということで、新たな食生活を提案します。そばと朝食の相性の良さも交えて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そばが朝食におすすめできる3つの理由
朝食にそばを食べることで、「豊富な栄養素を摂れる」、「手軽さがある」、「食生活を楽しめる」など、多くのメリットが存在し、食生活を豊かにしてくれます。
忙しい朝に多くのメニューを用意しなくても、お好みのアレンジを加えるだけで栄養満点のメニューに仕上げることも可能ですので、その可能性は無限大です。
日本の一般家庭では、朝からそばを食べるという習慣はないかもしれませんが、そばにNGはありません。
1日のスタートに良い食事を摂れるようにしましょう。
今回は「朝そばのすすめ!」ということで紹介しますので、参考にしてみてください。
難しく考えずに、ゆで上げた蕎麦にお好みの具材をのせて、お好みのつゆ、もしくはドレッシングなど合わせてみると新発見があるかもしれません。
1日のスタートに最適な栄養素を含んでいる
朝食は1日を活動的にする大切なものです。
可能な限り栄養素の良い食材を食べて、脳と体を目覚めさせてエネルギーを出せるものを摂るのが好ましいです。
炊きたてのご飯、お魚、お味噌汁、漬物、野菜など栄養のある朝食を用意するのが理想的ですが、現実的に毎日多くのメニューを用意をするのは大変です。
そばはそんな悩みも解消してくれます。米と違って精製しないで挽くため、栄養価が高いという特徴がありますので、1日のスタートに食べる食材としては最適なのです。
ルチン、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、マグネシウム、食物繊維など豊富な栄養素を含んでいるので、生活習慣病の予防や腸内環境の正常化やダイエット効果などに期待でき、体に良い要素がたくさんあります。
朝にそばを食べる楽しみを作ることができる
実は全国的に朝から営業しているおそば屋さんも増えているので、そばは昼食か晩御飯という常識が変わりつつあります。
日本の一般家庭の朝食についても「ご飯」か「パン」とある程度決まっていたり、コーヒーだけで済ませる方や朝食は食べないという方もいるでしょう。
これまでの常識を覆し、朝そばを導入することで食生活の見直しができるようになります。
朝から食卓に冷たいそばがあれば、朝は多くの量は食べられないという方でもさらっと完食してしまうほどの食べやすさがあります。
温かいそば、冷たいそばというだけでなく、お好みとの食材のアレンジも無限大なので、朝食を考えるという楽しみもできるのです。
茹で加減や他の食材との組み合わせで味わい方を変えられるというのもそばの良さの1つです。
朝から手軽に低カロリー高タンパクの食事がとれる
良い朝食の要素の1つに、低カロリーでタンパク質の良い食材を用意するというのがあります。朝からタンパク質を摂ることによって、「体内時計のリセット」、「筋肉分解の防止」、「ダイエット効果」などが見込めるというものです。
高タンパクの食材として、肉・魚・卵・乳・大豆などが挙げられますが、朝食メニューとしてはカロリーが高くなりすぎて、朝からなかなか食べられないような料理になってしまいがちです。
簡単に言うと、多くの品数を用意しましょうということになりますが、忙しい朝にはなかなか難しいかもしれません。
その点そばには、タンパク質を構成する必須アミノ酸の中でも「リジン」が豊富に含まれていますので、多くの品目を用意しなくてもカロリーを抑えながらタンパク質を効率よく摂取できます。
朝食メニューにそばを導入することで、これまでのように多くの食材や品目を用意する必要がないというメリットもあります。
朝そばとの組み合わせにおすすめの食材
そばには様々な食材との組み合わせがありますが、ここでは特に朝食として相性の良い食材として「納豆おろしそば」、「レモンそば」、「牛肉そば」の3つ紹介します。
朝そばは、薬味を加えるだけでも十分ですが、納豆や豆腐など大豆類や卵など相性の良い食材も多いので、他の食材との組み合わせするのがおすすめです。
組み合わせNGというものはありませんので、お好みの食材を試して朝食を工夫するというのも良いでしょう。
納豆おろしそば
冷たいそばとの相性がよく、朝からでもさらっと食べられるのが魅力。
納豆の納豆菌によって腸内環境を整えてくれるだけでなく栄養満点で、さっぱりしたおろしとネバネバの納豆との相性も抜群でタンパク質も多く摂れます。
温かいそば、冷たいそばどちらにでも合いますので、朝そばのバリエーションを増やしてくれる便利な食材です。
とろろ、めかぶ、おくらや卵黄などとの相性も良く、暑い日は夏バテの対策としても良いでしょう。好みに合わせて簡単にトッピングできる便利な食材です。
レモンそば
さわやかな1日を迎えたい日に、冷たいそばにレモンを薄くスライスしてトッピングするだけの手軽な食材です。レモンの酸味とそばつゆのだしにオリーブオイルを入れることによって、朝からさっぱりとそばを楽しめます。
レモンそばは、疲労がたまっていると感じる際や二日酔い時にも最適です。そばの味を変えてくれるアクセントになりますので、飽きずに朝そばを楽しめます。
茹で上がったそばにひと絞りするのも良し、めんつゆに絞っても良し、レモンの使い方によって味を変化させることができるのもおすすめ食材のポイントです。
牛肉そば
温かいそばとの相性がよく、朝からそばと一緒に手軽にお肉を摂ることができるので、朝から栄養をとって1日のパフォーマンスをあげたい日に最適です。
朝から量を食べたいという方は、あたたかいそばとの組み合わせに、すき焼きのタレを少々入れることですき焼き風にするのもおすすめです。
朝からお肉は食べにくいというイメージがあるかもしれませんが、朝そばのトッピングとしてはさらっとお手軽食材として活用できます。
コーヒー代わりのそば湯で体調を整えられる
毎朝コーヒーを飲んでいるという方は、食後の一服にそば湯がおすすめです。
そば湯自体もおいしく栄養素も高いのでコーヒーに変わるルーティーンにしても良いでしょう。
低カロリーなので糖分を控えている方にも良く、二日酔いの予防や生活習慣病予防、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれるので全身の代謝アップが期待できます。
コーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェインの摂取のし過ぎは体に良くないとされていますので、朝そばの日は、温かいそば湯で体調を整えることをおすすめします。
山椒やわさびなどの薬味を少し入れるだけで、深い味わいに変化させることができるので、お好みの味を探すというのも良いでしょう。
朝そばのまとめ
しっかりとした朝食として栄養を確保するという意味でも、そばは、ご飯やパンに引けを取らない栄養を含んでいます。
朝食メニューに加えるだけで食生活に良い変化を加えることができます。
朝そばにおすすめの食材としては、とろろや納豆、レモン、牛肉などがありますが、ほかにもそばと相性の良い食材はたくさんあります。
お好みの食材とそばの組み合わせを模索するのも良いでしょう。
これまでの朝食に良い変化を加えるという意味でも、朝そばをおすすめします。