失敗しないそばがきの作り方!ふわふわな食感を楽しもう!
お蕎麦辞典そばの豆知識ブログ
そば粉を練り上げて作るそばがきは、作り方を失敗すると粉っぽくなってしまいます。
そこで今回は、そばがきの作り方と失敗しないための注意点を詳しく解説。
最後には、失敗知らずの頼もしい商品も紹介しています。
はじめてそばがきを作る方や、「かんたんだったら自分で作ってみようかな」と、考えている方は必見です。
目次
そばがきの作り方は主に3つ!
そばがきと一言で言っても、作り方は主に3つあります。
それぞれ、手間・味・食感など違いがあるため、お好みの作り方を探してみましょう。
香りが魅力の「椀がき」
まずは、お茶碗で作る「椀がき」の作り方をご紹介します。
必要な道具と材料は以下のとおりです。
- お茶碗
- ヘラまたは箸
- そば粉
- 熱湯
そば粉と熱湯の割合は1:1であるため、50gのそば粉に対して熱湯も50gを使用します。
準備ができたら早速、お茶碗にそば粉と熱湯を入れ、ヘラや箸を使い、ぐるぐると混ぜていきましょう。
はじめは、お茶碗も汚れていきますが、引き続き根気よく混ぜていきます。
きれいなひとまとまりになれば完成です。
火にかけることのない作り方であるため、蕎麦の香りが引き立つそばがきが食べられます。
熱の入り方が弱いと、粉っぽさの残るそばがきになってしまいます。
ふわふわのそばがきは「鍋がき」
続いて、鍋に入れて火にかけながら作る「鍋がき」の作り方をご紹介します。
必要な道具と材料は以下のとおりです。
- 片手鍋(テフロン加工しているものがベスト)
- すりこぎ
- ヘラ
- そば粉
- 水
鍋がきでは、そば粉50gに対して130gの水を使用。
準備ができたら片手鍋にそば粉と水を入れ、混ぜ合わせます。
しっかり混ぜ合わせたら中火〜強火にし、すりこぎでお餅をつくように混ぜ合わせていきましょう。
蕎麦本来の色へ変化し、表面につやが出てきたら完成です。
空気を入れながら混ぜることで、ふわふわなそばがきが作れます。
電子レンジで失敗知らず
最後にレンジを使って作る方法をご紹介します。
必要な道具と材料は以下のとおりです。
- 電子レンジOKな器
- ヘラまたはスプーン
- そば粉
- 水
そば粉と水の割合は、鍋がきと同様にそば粉50gに対して水130gです。
電子レンジに対応している器にそば粉を入れたら、水を少しずつ足して混ぜていきます。
よく混ぜてダマがない状態になったら、600Wの電子レンジで2分半〜3分間温めて完成です。
そばがき作りで失敗しないための注意点!
そばがきは、シンプルな材料とかんたんな手順で作れますが、失敗すると粉っぽさが残った食感になってしまいます。
はじめて手作りそばがきに挑戦しようとそば粉を調達しても、失敗してしまったら残念ですよね。
そこで、ここではそばがき作りで失敗しないための注意点を4つご紹介します。
椀がきは少量ずつ作る
そばがきを多めに作る際は、お湯が冷めてしまう可能性があるため、1〜2人前など少量ずつ作ると失敗なく作れます。
しかし、様子をみながら熱湯の量を足していくなどの配慮を行うことで、多い量でも一気に作ることは可能です。
一度少量で作り、慣れてきたら多めに挑戦するなどしてみましょう。
火にかける前にしっかり混ぜておく
鍋がきや電子レンジを使用する場合、そば粉と水を加えたら、火にかける前にしっかり混ぜることが重要です。
かんたんな手順だからこそ、抜かりなく混ぜておく必要があります。
逆に、力に自信のない方は、椀がきではなく鍋がきや電子レンジを使った作り方がおすすめです。
鍋にそっている部分から混ぜる
鍋がきでは、鍋にそっている部分から熱が入っていくため、外から内側へ混ぜていくと上手に作れます。
その際に、空気を含むことを意識して混ぜると、よりふわふわなそばがきが作れますよ。
好みのそばがきを知っておく
そばがきは、作り方によって風味や食感が変わります。
香りをたのしみたい方は「椀がき」を、なめらかな舌触りを求めている方は「鍋がき」を選んでみましょう。
自分の好みを知り、作り方を変えることで、より満足のいくそばがきが作れるでしょう。
知ってるようで知らない!そばがきの食べ方や作り方をご紹介
そば粉の保存方法
そば粉は、日陰で風通しの良い場所で保管しましょう。
使い切ることが一番良いのですが、
開封後は、できるだけ外気に触れないように封をし、野菜室に保存するのがおすすめです。
冷凍保存では、長期保存も可能ですが、凍ってしまうと水分がとび、一緒に蕎麦の香りが出ていってしまいます。
長期保存を重視するか、風味を重視するかによって保存方法は変わるでしょう。
いずれにせよ、そば粉も生ものであるため、開封後は早めに食べるのが良いです。
水だけで作れる「そばがきの素」
お椀にそばがきの素を入れ、適量のお水を加えて練れば、簡単にそばがきの出来上がり。
ここまで、椀がき・鍋がき・電子レンジを使った方法の3つをご紹介しましたが、絶対に失敗したくない方は「そばがきの素」を使用してみてはいかがでしょうか。
本格出雲そばの本田屋では、島根県産のそば粉のみを使用した「そばがきの素」を販売しています。
熱の通りを気にすることなく、水を加えるだけで誰でもかんたんに、おいしいそばがきが作れる素です。
また、1袋2食分と使い切りタイプであるため、いつでも風味豊かなそばがきが食べられます。
余計なものは一切入っていないので、食材を気にしている方も安心して食べられるでしょう。
そばがき作りはポイントを抑えて失敗知らず!
そばがきの作り方は主に「椀がき」「鍋がき」の2つと、よりかんたんな方法として電子レンジを使う方法の3つあります。
失敗すると粉っぽく、生っぽくなってしまうそばがきですが、ポイントを抑えることで失敗は防げるでしょう。
また、本格出雲そばの本田屋のオンラインショップで購入できる「そばがきの素」は、混ぜるときのコツもいらず、水を加えるだけでおいしいそばがきが食べられます。
「絶対失敗したくない」「まずは試しに食べてみたい」という方におすすめの商品です。
ぜひ、ご自身にあった方法でそばがきを作ってみてください!