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出雲大社を中心に行われる「神在月」の祀りごとと出雲そば

出雲大社画像

本田商店のある島根県・出雲エリアは、旧暦の10月、八百万(やおよろず)の神々が集まるといわれる場所。

出雲地方ではこの月のことを「神在月(かみありづき)」と呼び、出雲大社を中心に出雲の各神社でさまざまな祀りごとが行われ、神々を粛々と出迎えます。

出雲全体が神聖な雰囲気に包まれるこの神在月について、改めて探ってみましょう。

 

神在月とはどんなもの?

出雲大社本殿

日本では旧暦10月のことを「神無月(かんなづき)」を呼んでいます。

この由来のひとつとされているのが、日本全国におられる八百万の神々が、その地域から不在となってしまうこと。ではどこにいらっしゃるのかというと、出雲の各神社だとされています。

そのため、出雲エリアにおいては旧暦10月は神が在る「神在月」となるわけです。

この月、出雲の各神社では、神々をお迎えする「神迎祭(かみむかえさい)」や、祀りごと「神在祭(かみありさい)」、出雲大社を離れられる「神等去出祭(からさでさい)」などが行われ、厳かな中で神々に礼を尽くします。

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この期間は毎年異なり、2024年なら「神迎祭」が行われるのは(毎年旧暦の10月10日)11月10日(日)の19時〜、「神在祭」が行われるのは11月11日、15日、17日の三日間。「神等去出祭」が行われるのは11月17日と26日の2日間となっています。

 

では、なぜ神々が出雲にお集まりになるのでしょうか。

それはこの期間、仕事や恋愛などそれぞれの縁結びについて集まって相談されるからといわれています。この伝承は日本古来のさまざまな資料にも記されているのだそう。

ちなみに、この縁結びの会議(神議り)をおこなう場所とされるのが、出雲大社から西へ約800メートルのところにある「上の宮(かみのみや)」です。

この神在の期間だけは出雲大社と合わせてお参りしたいところですね。

なお旧暦10月でも出雲に来られず、留守をお守りになられる神様もいらっしゃるようです。

 

出雲の人々にとっての神在月

神在月に出雲エリアへ観光で来られた際、いつもより静かだと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なぜなら、八百万の神々が出雲に来られてお帰りになるまで、出雲エリアの人々はこの期間のことを「お忌みさん」と呼び、神議りに支障が出ないよう踊りや歌、宴会などを控え、静かに謹んで暮らしているからです。

さらにこの時期、出雲エリアには強い偏西風が吹き、海が荒れることが多くなり、これを「お忌みさん荒れ」とも呼んでいます。

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さまざまな神事で神様をお迎え

神迎神事

まずは、旧暦10月10日に国譲り・国引きの神話で知られる「稲佐(いなさ)の浜」にて、「神迎神事(かみむかえしんじ)」が行われて神様をお迎えします。夜の19時に浜で御神火が焚かれ、神事が行われます。それが終わると神籬(ひもろぎ)が絹垣で覆われ、龍蛇神(りゅうじゃじん)を先頭に、提灯や奏楽、参拝者と続いて、出雲大社へ続く「神迎の道」を行列で歩きます。稲佐の浜から出雲大社までは約1kmの道のりです。

その後出雲大社神楽殿にて「神迎祭」が行われるという流れに。「神迎神事」と「神迎祭」は一般の自由参拝が可能ですが、観客席等はありません。

 

旧暦10月11日から17日の期間には、神々がさまざまなことを決められるといわれています。この7日間に行われるのが「神在祭」。祭事期間中ではありますが、神々に失礼のないよう出雲の人々は静粛に保つよう伝えられており、ひたすら粗相のないように過ごします。「神在祭」は一般参加ができないお祭りとなっています。

そして旧暦10月17日・26日には「神等去出祭」が行われ、神々が出雲の地を離れられます。一般の観光客には非公開のものもあるので、神事の妨げにならないよう静粛にしなければなりません。

 

日本三大そば「出雲そば」をお取り寄せ

出雲そば画像

「出雲ぜんざい」に「あご野焼き」など出雲グルメは数々ありますが、お越しになった際まず召し上がっていただきたいのが日本三大そばの一つである「出雲そば」です。

出雲そばの特徴はなんといっても独特な食べ方はもちろん、「挽きぐるみ」で製粉されたそば粉を使うため、野趣あふれる蕎麦の香りと栄養価の高さではないでしょうか。

この「挽きぐるみ」という製粉方法ですが、わかりやすくお米で例えると、モミ殻を取り除いて玄米にし、精米して普段食べる白米にするわけですが、この玄米を覆っているモミ殻の付いた状態で製粉していきます。製粉後、篩にかけ荒く残ったモミ殻は取り除かれますが、この篩の目の大きさによってどこまでモミ殻を加えるかで各社味や色が異なります。挽きぐるみで製粉されたそばの色は濃く、甘皮の部分まで挽き込まれているため香りや栄養価が他の穀物と比べると高くなるのでしょう。更科そばはお米の中心部分(雑味の無いところ)のみで仕上げるため色白で口当たりが良く、雑味の無いそばに仕上がっています。

そんな出雲そばですが、いつもお店で食べるわけにはいきません。

そこで出雲そばをお取り寄せ。

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余計なものは加えない、食品添加物不使用のこだわってつくる「本田屋の出雲そば」がおすすめです。

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まとめ

日本全国の八百万の神々がお集まりになる「神在月」は出雲エリアにとって特別な期間。いつもより静粛に保たれた出雲の地は、より一層凛とした雰囲気が漂っています。

さまざまな神事も執り行われるので、この月にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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