簡単レシピで手打ちそば・手打ちパスタをつくる充実した時間
お蕎麦辞典そばの豆知識ブログ
おうち時間は充実していますか?
毎日がんばる体を休ませるためにも、心を充実させるためにもおうち時間は大切です。
今回、おうち時間を充実させるためのひとつの案として、お家で簡単にできる「手打ちそば・手打ちパスタのレシピ」を紹介します。
手に入れやすい材料、そして専用の道具を使用しないレシピなので、気負うことなくにチャレンジできるでしょう。
目次
おうち時間を充実させるには料理がおすすめ!?
コロナ禍の自粛中に行われたアンケートのなかに、おうち時間に関するものがあります。
おうち時間は、不要不急の外出を控えるため推奨されることに。
同時に、「いかに有意義なおうち時間を過ごすか」という点にも注目されました。
「2021年、自粛中にやってみて良かったこと」のアンケート結果によると、トップ3は断捨離・模様替え・料理とのこと。
なかでも、いままで作ったことのないレシピに挑戦したり、時間がかかるレシピを試してみたりする方もいらっしゃったようです。
料理はひとりで楽しめるだけでなく、お子様や友達とも楽しめるもの。
おうち時間の充実のためにも、少し凝ったレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。
参考:株式会社ナビット/まだまだ続くコロナ禍での「おうち時間の過ごし方」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000080271.html
お家で簡単「8割手打ちそば」にチャレンジ!
食材(3人前)
分量
そば粉
240g
強力粉
60g
水
150㏄
(打ち粉用そば粉)
適量
・レシピ
1、大きめのボウルにそば粉と強力粉をふるって入れます。
あらかじめ打ち粉用のそば粉もふるっておくと、あとの工程が楽に進むのでおすすめです。
2、水回しと呼ばれる工程にはいります。
水を半分入れて全体をかき混ぜましょう。
大きなかたまりと粉末にわかれても問題ありません。
さらに、残りの水の半分を入れて混ぜます。
全体に水が均等にいきわたるように、大きく円を描くように混ぜるとよいです。
残りの水をいれて手もみします。直径1cmから2cmくらいのかたまりになれば成功です。
大きなかたまりがある場合は、小さくちぎります。
3、つづいて、こねの工程です。
ひとつにまとめるように、両手で体重をのせながらこねていきます。
ボウルの底などに押し当てるようにこねたり、手を少しぬらしてからこねたりするとまとまりやすいです。
ある程度まとまってきたら、空気が入らないように外側から内側にねります。
表面がなめらかに、つややかになるまで頑張りましょう。
4、こねの工程の次は、のしの工程です。
たっぷりと打ち粉をした板のうえに、生地をうつします。
めん棒などを使って生地の内側から外側へ、ときどき打ち粉をしながらのばしましょう。厚さ1cmから1.5cmが理想です。
5、つぎは、切る工程です。
生地に打ち粉をして、3つ折りにします。
包丁で1cmから1.5cmの幅に切りましょう。
包丁の汚れをとりながら切ると、上手に切れますよ。
切ったあとはちぎれないように、やさしくほぐします。
麺がくっつかないように打ち粉をするのがおすすめです。
6、沸騰したお湯で、約3分ゆでます。麺同士がくっつかないように、いれたあと箸で軽くほぐすとよいです。
太さによってゆで時間が変わるため、かたさを確認しながらゆでましょう。
ゆであがったらザルに入れて水洗いし、氷水で冷やします。
以下は、そば屋のプロである、本田屋がおすすめする「美味しい蕎麦のゆで方」です。ぜひ参考にしてくださいね。
そばのプロが教える失敗しない美味しい蕎麦のゆで方とは?
お家で簡単「もちもち手打ち生パスタ」おすすめレシピ
食材(2人前) | 分量 |
ディラムセモリナ粉 | 200g |
オリーブオイル | 小さじ2 |
たまご | Mサイズ2個 |
塩 | 小さじ1/2 |
(水) | 適量 |
(打ち粉用強力粉) | 適量 |
(塩) | 適量 |
・レシピ
1、食材すべて(水・打ち粉用強力粉以外)をすべて混ぜ入れます。
水分が少ないため、ぼそぼそとまとまりのない生地になるでしょう。
2、粉をすべて巻き入れるようにこねていきます。
こねてもまとまらない場合は、少量の水を足しながらこねるとよいです。
3、ある程度まとまれば、打ち粉をした板の上に移して手のひらを使ってこねていきます。
表面がなめらかになるまでこねましょう。
生地のかたさは、耳たぶくらいのかたさです。
水分量が多い場合や、こねてもなかなかかたくならない場合は、強力粉を少々足して調整してみても問題ありません。
4、ややひらたく伸ばし、3つ折りにしてラップに包みます。冷蔵庫で最低30分ほどねかせましょう。
2日程度であればこのまま冷蔵保存できます。
5、打ち粉をした板の上で、限界まで薄く平たくのばしていきます。
めん棒を使うのがおすすめです。のばしたあとは3つ折りにして、生地に打ち粉をします。
6、包丁やピザカッターなどを使って生地を切っていきましょう。
麺はくっつきやすいので、適度に打ち粉をするのがおすすめ。
また、ゆでると膨張するため、理想の太さよりもかなり細めに切るとよいです。
切ったあとは、ちぎれないように麺をほぐして再度打ち粉をします。
7、たっぷりのお湯と塩で麺をゆでます。このとき、小さじ1程度の油を入れると麺同士がくっつきにくいです。
麺をお湯に入れたあとは、優しくかき混ぜて麺がくっつかないようにしましょう。
ゆで時間は2分から3分程度です。湯に浮いてきたらすぐにすくうとよいです。
ゆでおわるまでに長い時間がかからないので、こまめにかたさチェックをしてくださいね。
そば屋の生パスタ!?もちもち生パスタを楽しみたい方におすすめ
本田屋オンラインショップ「フィットチーネ」
出雲そばを販売している本田屋は、生パスタの販売もしています。
蕎麦と同じく、食品添加物や保存料が使用されていない、国内製造品です。
今回紹介するのは、平打ちパスタである「フィットチーネ」。
デュラム小麦を粗挽きして製造した本田屋のフィットチーネは、小麦の風味が際立った逸品です。
もちもちとした食感のパスタは、噛めば噛むほど小麦の風味が口に広がりますよ。
フィットチーネの特徴やうまみを活かすには、クリームパスタやボロネーゼなどがおすすめ。
平たく太めのパスタに、ソースをたっぷりと絡ませて食べてみてくださいね。
また、本田屋の作る生パスタには、フィットチーネだけでなくリングイネやスパゲッティもあります。
どんなパスタであるのかを知りたい場合は、パスタの種類や特徴を紹介している以下の記事がおすすめです。
パスタの特徴を知る: 種類別おいしさガイド
手打ちそば・手打ちパスタでおうち時間を充実させよう!
今回は、自宅でできる手打ちそば・手打ちパスタのレシピを紹介しました。
おうち時間を充実させたり、お子様と楽しい時間を過ごされたりする際に活用いただければ幸いです。
とはいえ、手打ちそば・手打ちパスタはともに熱湯を扱います。
火傷などされないよう、とくに幼いお子様には十分に注意してくださいね。